超ロングセラー「ファーバーカステル 9000番鉛筆」滑らかさはアートにも普段使いにも!
こんにちは、クリポンです。
ファーバーカステルではペンなどの筆記具のみならず、多くの画材も販売されています。その代表的なものといえば鉛筆でしょうか。ファーバーカステルにおける鉛筆製造の歴史は古く、最初に発表されたのが9000番。現在も親しまれ続けている人気鉛筆です。
今回はファーバーカステルの超ロングセラー商品、9000番鉛筆をご紹介します。
FABER-CASTELL「9000番鉛筆」長く愛されてきた人気の秘密
使いたくなるかっこよさ!9000番鉛筆
ファーバーカステルの9000番鉛筆です。
1905年に発表された、ファーバーカステルにおける最初の鉛筆です。品番そのままの、9000番鉛筆の名で親しまれています。
軸に9000と書かれています。
アート向けプロ御用達鉛筆として知られている9000番。書き味は滑らかで使いやすく、子供から大人まで多くの人に愛されています。
そしてファーバーカステルといえば、やはりデザインの良さ。鉛筆でさえもかっこよさが感じられるのはさすがです。
アートに限らず普段の筆記用としても最適で、どんなシチュエーションで使おうか、それぞれに楽しみと自由があります。メモやアイデアを書き出したりと、いろいろな目的で使ってみてはいかがでしょうか。
9000番といえばこの色！ファーバーカステルのシンボル色である深緑色です。この色が大好きで、私にとって癒しの色でもあります。製図・画材関係を中心に深緑色の商品がたくさんあり、私もシャープペン等いろいろと持っています。
9000番の特徴は?
ファーバーカステルの鉛筆には幅広いラインナップがあり、度々新商品も登場しています。その中の中心的な存在である9000番は、質の良さで人気を誇るロングセラー鉛筆です。
ところで鉛筆の芯は、黒鉛と粘土からできています。軸となる木材も含め、これら材料の質と製造技術により、鉛筆の品質に違いをもたらします。
9000番はプロ向けというだけあり、多くの人が認める高品質の鉛筆です。その分、一般の鉛筆よりも値段が高めとなります。でも描いた時の滑りの良さと濃淡の表しやすさには驚きがあり、きっと満足できるでしょう。
芯と軸の木材は全面で接着されており、折れにくいのも9000番の特徴です。
16段階から選べる!芯の硬度
ファーバーカステル9000番鉛筆には、全16段階の硬度が揃っています。6Hが最も薄く、8Bが最も濃くなります。
| 6H・5H・4H・3H・2H・H・F・HB・B・2B・3B・4B・5B・6B・7B・8B |
使用目的に合わせて1本〜数本を買うのもよし、イラストや絵画のためならばセット購入するのも良いでしょう。
芯の硬度表示について
鉛筆は芯の材料である黒鉛と粘土の配合の割合で、濃さや硬さに変化が出ます。
濃さは薄い灰色から黒まで、幅広く変化します。そして薄いものほど芯は硬く、濃いものほど芯が柔らかくなります。
これらを見分ける目安が硬度表示です。H(hard)、F(firm)、B(black)の記号が使われます。Hが一番薄く(硬く)、次にF、そしてBの順に濃く(柔らかく)なっていきます。
ところで記号H(hard)とは硬さの程度を表し、B(black)とは濃さの程度を表します。何でこの2つを並べて使うのか??と思われるかもしれませんが…まあこういうものなんです。
F(firm)も「硬い」と言う意味を持ちますが、hardの頑丈な硬さと違って、firmは柔軟な硬さというニュアンスを含むようです。それでHよりもFの方が多少柔らかい（そして濃い）ということなのでしょうね。
硬度は同じでも、メーカーにより濃さは異なる
濃さ(硬さ)の段階分けに明確な基準はなく、メーカーにより様々です。そのため同じBであっても、全てのメーカーにおいて濃さは同じというわけではありません。
個人的な意見ですが、日本と海外の鉛筆で、濃さの表記に少しずれがあるように思います。例えば日本製のBや2Bの鉛筆に比べ、海外の鉛筆は同じBや2Bでも薄めに（硬めに）感じることがよくあります。
ファーバーカステルもその傾向があるので、特に筆記用として使いたい場合は、日本でイメージする濃さの鉛筆よりも2〜3段階濃いめのものを選ぶと良いと思います。
絵画目的ならばセット購入がお得
私は鉛筆画を描く目的で12硬度セットを購入しました。セットは単品購入するよりもお得です。
ファーバーカステルでは全16硬度セットというのはなく、セット買いの場合は12硬度セットか6硬度セットになります。
バラ・単品
６硬度セット
12硬度は多いかも、という場合にちょうど良いのが6硬度セット。こちらには中程度から濃いめのものが含まれています。筆記目的にもいいかもしれません。
| HB・B・2B・4B・6B・8B |
１２硬度セット
12硬度セットには2種類あり「アートセット」と「デザインセット」があります。違いは何かというと、含まれている12本の鉛筆の濃さです。
アートセット
| 2H・H・F・HB・B・2B・3B・4B・5B・6B・7B・8B |
デザインセット
| 5H・4H・3H・2H・H・F・HB・B・2B・3B・4B・5B |
9000番用のパーフェクトペンシルです。
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色鉛筆を使うのが面白くて、時間がある時にちょこちょこっと絵を描いています。そのうち鉛筆画もやってみようと思っていたのをやっと実行に移しました。セット売りは缶ケースに入っているので運びやすく値段も高すぎず、趣味で始めるのにちょうど良いように思います。見た目も素敵なファーバーカステル、久しぶりに鉛筆で書いて描いたりしてみるのもなかなかいいですよ。