太めの三角軸が握りやすい! Faber-Castellの「ポリボール」と「ポリマティック」
こんにちは、クリポンです。
筆記具の軸の形は実に多様です。円形や鉛筆でお馴染みの六角形、他にもメーカーによりいろいろな工夫が見られます。
握りやすいという観点から、ドイツメーカーでしばしば採用されるのが三角形の軸です。意外にも三角軸は、握る指の収まりが良く、個人的にも好きな軸です。
今回はファーバーカステルの三角軸の筆記具「ポリボール」ボールペン、そして「ポリマティック」シャープペンをご紹介します。
ファーバーカステル Poly BallとPoly Matic 気軽に使いたいボールペン・シャーぺン
パステル色に惹かれて衝動買い!
ファーバーカステルの「ポリ poly」シリーズから、ボールペンとシャープペンです。

ボールペンは「ポリボール」、シャープペンは「ポリマティック」の名前が付いています。ずんぐりむっくりな見た目が!?かわいい筆記具です。
ポリシリーズは軸のカラーバリエーションが豊富で、新しい軸色が時々登場し、ファンを楽しませてくれます。すでに廃番となった色もあり、以前はネオン系の色もあったように思いますが、最近はパステル色が多いです。
私の持つ2本の色名は、上がミントグリーン、下がエメラルドグリーンです。

実はこのポリシリーズは購入を考えていなかったのですが、好みの青緑系の色を文房具屋で見つけて衝動買い。と言ってももうだいぶ前のことで2021年頃だったと思います。
日本未発売のポリシリーズ
ポリシリーズは、ファーバーカステルにおいてかなり前から販売され展開されているモデルですが、なぜか日本ではずっと未発売商品です。
でもアマゾンにはあるようで、色々な軸色があるので調べてみてくださいね。
ボールペンです :
シャープペンです :
ファーバーカステルのラインナップについて、低価格帯に属するモデルがいくつかあり、ポリボールはその一つです。
ポリシリーズはヨーロッパでは、購入場所にもよりますが千円以下でも買えるペンで、全プラスチック製ということもあってその質は値段相応と言えます。丈夫で使い勝手が良くはあるものの、日本で購入するとだいぶ値段高めな感じがします。個人的にはあまり期待しすぎない方がよいモデルだと思います。
ポリボール・ポリマティックはどんなペン?
太め!の三角軸
ポリシリーズの大きな特徴を挙げるとすれば、太い三角形軸であることでしょう。
鉛筆と並べてみました。鉛筆は一般にかなり細軸なのでそれと比べるのもなんですが…。

三角軸はとても握りやすいんですよ。ただポリシリーズの軸は結構太めです。それほど手が大きくない私には、ちょっと太すぎる感があります。グリップ2011(又は2010)よりも太さがあります。
太軸好きな方にはポリシリーズ、なかなか良いかもしれません。
存在感のある太軸ではありますが、ボールペンは16g、シャープペンは14gと、子供でも扱いやすい重さです。
軽く弾力を感じる軸
ポリシリーズの軸は全てプラスチックでできています。両端は金属のように見えますがプラスチックをシルバーに塗装しています。
軸の中央もプラスチックではあるものの、表面はゴム素材のようなしなやかさがあります。
見た目にもゴムっぽいのが分かります。

よくある硬いプラスチック軸とは違って弾力があるかのようなソフトなタッチで、硬すぎず指が痛くなりにくいです。グリップには均等に線が入れられていて、滑り止めとして機能しています。
クリップの側面に入ったロゴです。

ポリボールにはXBと書かれていますが、購入時にボールペン芯は選択できず、全てXB(極太字)が入ってます。
好きなリフィルで楽しめるポリボール
ボールペンを分解してみました。口金部分がネジで外れます。

ファーバーカステルのボールペン芯は、G2規格に当てはまります。
G2規格はパーカータイプとも呼ばれ、このような形をしています。

ファーバーカステルのボールペンは、替え芯に純正のものを使うのもよし、または国産の好きなG2規格のものも使えますよ。
ボールペン :
シャープペン :
こちらの記事もどうぞ :
カラバリ豊かで使い勝手の良いポリシリーズ
ポリシリーズはファーバーカステルの他のモデルに比べて、すごく特徴的なところがあるというわけではないものの、丈夫で軽くて携帯しやすい筆記具です。軸色はブラックやグレーだけでなくパステル色も揃い、子供から大人まで男女を問わず好みの色が見つかりそうです。未発売ということで手に入れにくいのが残念ですが機会があれば手に取ってみてくださいね。