万年筆もOK!「ロイヒトトゥルム手帳」気になるサイズや中身は?
こんにちは、クリポンです。
去年からA6サイズの小さな手帳を使っています。まずモレスキンの7月始まり18ヶ月手帳を始めて、今年からもう一冊、ロイヒトトゥルムのA6を加えました。
2冊にしたのは、その日の簡単な記録と今後の予定、それとは別に考えなどを書く手帳を分けるためです。万年筆を使いたかったこともあります。モレスキンはかっこよくて好きなのですが、個人的には万年筆が使えないのが残念なところです。
今回は万年筆でも大丈夫!ロイヒトトゥルムの手帳についてレビューします。
LEUCHTTRUM1917 2025年はシンプルで自由度の高い手帳で決まり!
モレスキンと似てる!?違いは何?
ロイヒトトゥルムの手帳、ハードカバーのセージ色です。
ロイヒトトゥルムの手帳は1月始まり12ヶ月手帳のほか、7月始まり18ヶ月があります。日本で一般的な4月始まりはロイヒトトゥルムにはありません。海外メーカーなので仕方がないですね。
スケジュール欄は5種類あるうち、見開きで1週間分書ける、横書きタイプを選びました。ちょっとした記録や一言日記を書くのに重宝します。
ポケットサイズ(A6)だと小さくて、あまり多くのことは書けないものの、手に収まるサイズで軽く、持ち歩くのに便利です。
現在手帳の2冊使いをしており、同サイズのモレスキンも使っています。モレスキンは18ヶ月手帳で去年の7月から書いています。
モレスキンとロイヒトトゥルムはとてもよく似ていますが、私にとっての大きな違いは、万年筆や水性ペンが使えるかどうか。モレスキンは万年筆や水性ペンだと裏抜けしやすいのです。
最初はA6手帳はモレスキン1冊で過ごすつもりでした。しかしA6だと記入欄に書きたいことが全部が収まりきらず、さらには万年筆を使いたい欲求も出てきて、ロイヒトトゥルムを増やして用途で分けることにしました。
2冊の手帳で一つはボールペン、もう一方は万年筆と水性ペンというように使い分けています。筆記具によって紙面の雰囲気は変わるもので、2冊の違いを楽しんでいます。
2つの手帳の違いは坪量!?万年筆の裏抜け事情について詳しく書いています。
裏抜けテストの結果は?
私がロイヒトトゥルムを選ぶのは、万年筆が使えるという点が大きいです。万年筆ユーザーにとっては、インクが裏抜けするかどうか、手帳やノートを選ぶ上で大きな決め手になります。
ただロイヒトトゥルムはどんな万年筆でも大丈夫、というわけではないんです。手帳の巻末にあるフリーページでテストをしてみました。
中字のニブならばおおむね大丈夫。しかし太めになるとインクが裏に抜けます。
ペン先が太字(ラミーのブルーブラック)の場合に、滲み出てしまいました。それからピンク色でpen testと書いたのはぺんてる筆タッチサインペンで、これも裏に抜けています。
結局、万年筆が使えると言っても、耐えうるのは中字までです。水性ペンも同様に太字のものはダメで、蛍光ペンのような超太字はメーカーによりますがほとんど裏抜けします。
でもこの手帳では中字程度まで使えれば私にとっては十分です。
5種類から選べる!スケジュール欄
手帳のスケジュール欄には様々なタイプがあり、ロイヒトトゥルムでは下の5つから選べます。
各タイプによって、選択できるサイズやカバーの硬さ(ハード・ソフト)が異なります。以下に表にしたので参考にしてみてくださいね。
ウィークリー+横罫ノート
ウィークリー・ホリゾンタル
ウィークリー・バーチカル
デイリー
マンスリー
ロイヒトトゥルムはどんな手帳?
表紙に何も書かれていない!シンプルさがいい
たくさんあるカバー色から私が選んだのは、セージです。
モレスキンが黒なので、気分を変えて爽やかな色にしました。見た目はモレスキンと似ていて、バンドで固定できるところが一緒です。表紙に何も書かれていないシンプルさが個人的に好きです。
裏表紙にロゴが入っています。
カバーはハードとソフトがあるうち、ハードを選びました。紙製カバーですが厚くて丈夫です。
個性が出しやすいスケジュール帳
手帳の中の印刷された文字や線は、薄めのグレー1色で統一されており、筆記にどんな色を使ってもよく目立ちます。しかもあらかじめ必要最低限のことしか印刷されておらず、その分自由度が高く個性が出しやすい手帳です。
表紙をめくると、まずは複数の形式の年間カレンダーが用意されています。
1年間カレンダーです。
予定が書き込めるバーチカルの年間カレンダーです。
こちらはプロジェクトプラン、使い方は自由です。
ただA6サイズだと各欄が小さくて、文字を書くのにちょっと苦労します。
世界の祝日(58カ国)を載せたページもあります。
ロイヒトトゥルムは世界で売られていることもあってなのか、メインのスケジュールページに祝日が記載されていません。世界の祝日のページで何の日なのか詳しくは把握できませんが、パパッと確認したい時に便利です。
メインのスケジュールは、見開き一週間横書きタイプ(ウィークリー・ホリゾンタル)を使っています。
私はモレスキンも同様のタイプを使っています。ロイヒトトゥルムは無地なので、文字の大きさや横書き・縦書き、イラストを描くなどの自由度が高いです。
モレスキンでは横線が引かれています。こちら↓です。
手帳の終わりには自由に書けるフリーページ(17ページ分)があります。切り取り線が入っているので綺麗にちぎりやすく、書いたものを他の場所で保管することもできます。
ロイヒトトゥルムはしおり付きです。布製のひもが2本ついていますが、色のセンスがいいです。
今や海外のノートでは定番とも言える!?ポケットが裏表紙の内側にあります。
このポケットにはアドレス帳が挟み込んであります(デイリーを除くハードカバーのみ)。
今はデジタルで記録することが多くなり、手書きのアドレス帳を使うことは減りました。アドレス帳として使う以外にも、単語帳やパスワード帳など他の目的で使うのもありでしょう。
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手帳の複数使いも悪くない
A6のモレスキンだけじゃ書くのに足りないなと思った時、何かしらのA5手帳に乗り換えるという手もありました。でもモレスキンはこれはこれで続けたかったのでロイヒトトゥルムを加えましたが、目的を別にした手帳の2冊使いも悪くないなと思っています。
2冊とも12月に終わるので、来年はどうしようかと今から考えています。また2冊にする?サイズはどうしよう?そして手帳にするかあるいはノートに自分で日付を書いて…というバレットジャーナルのような方法に戻ってもいいし、ノートを探しながらあれこれ考えるだけでワクワクします。