「ロイヒトトゥルム1917」一度は憧れる! 世界で人気のノート
こんにちは、クリポンです。
どんなタイプのスケジュール帳を使っていますか。バレットジャーナルの流行にともない、既成の手帳ではなく、1冊のノートを好きなようにカスタマイズする人が増えています。
スケジュール管理をするためのノートに決まりはありません。好みのものを選べば良いのです。長く生活の相棒となるノートならば、ぜひお気に入りのノートを見つけたい。どれにしようかと、あれこれと考えるのも楽しみの一つです。
今回は、一度は使ってみたい!話題のノート、ロイヒトトゥルム1917をご紹介します。
バレットジャーナルに最適! LEUCHTTURM 1917
見た目にうっとり! 思わず惹かれるノート
一目見た瞬間から、カバーの色艶やかさと質の良さに、目を奪われるロイヒトトゥルム1917。
こちらです。
ロイヒトトゥルムは1917年に設立された、ドイツのメーカーです。切手やコインの収集アルバムを作ることから始め、現在もアルバム販売の会社として知られています。
2005年からは「ロイヒトトゥルム1917」のブランド名で、ノートや手帳、ファイル、筆記具などを展開しています。高品質で個性あるデザインから人気を博し、今や世界で人気の文房具メーカーです。
早速表紙をめくってみましょう。すると・・・
目に飛び込んでくる「Danke(ドイツ語でありがとうの意)」の文字が!なんとも粋ですね。
カバーはハード・ソフトの2種類
ロイヒトトゥルム1917には、バラエティ豊かな製品が揃っています。今回ご紹介するのは、多数のノートコレクションの中で「クラシック」と呼ばれる定番商品です。
ロイヒトトゥルムと言うと、このクラシックノートをイメージされる方が多いと思います。
私のノートはA5サイズです。カバーはハード・ソフトの2つから選べ、ページ数の多いハードカバーを選びました。
硬く丈夫で、多少水に濡れても平気そうです。
分厚いノートですが、しっかりと見開くことができます。180度に開いても、壊れることはなさそうです。
バレットジャーナルで話題!ロディアのゴールブックはこちらをどうぞ :
好みで選べる! ノートサイズと罫線
現在「クラシック」と呼ばれるノートブックは、5種類のノートサイズが用意されています。
5種類あるノートサイズ
サイズの違いを表にしてみました。
同じサイズでハード・ソフトカバーがある場合、ページ数が異なるので注意してくださいね。
罫線の種類は?
どのサイズも4種類の罫線から選べます。
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A5サイズのハードカバー:
A5サイズのソフトカバー:
A6サイズのハードカバー:
A6サイズのソフトカバー:
シンプルで使いやすい!中身を紹介
ここではA5サイズを例に、詳しく見ていきます。
インデックス
ノートを開くと、インデックスのページが現れます。記入欄は2ページにわたり、詳細など思い存分書けそうです。
ページ番号付き
インデックスの後に、ページ番号付きノートが始まります。
A5サイズのハードカバーは、251ページあります。これは冒頭のインデックスを含まないページ数です。
私が選んだ罫線はドットです。紙の色は白ではなく、目に優しいクリーム色です。
おしゃれなしおりひも
2本のしおりひもがついています。カバーに合わせた色で、縦じまと赤の2本、区別するのが簡単です。
切り離し可能な用紙
どのサイズのノートも、最後の用紙8枚(16ページ分)は切り取り線付きです。必要に応じて、切り離せるのは便利ですね。
便利なポケット・ラベル付き
裏表紙の内側にはポケットがついています。マチ付きで、ポケット口が大きく開くのがポイントです。
ノートを分類・整理するのに便利な、ラベルも付いています。
ロイヒトトゥルム1917は裏抜け具合は?
ロイヒトトゥルム1917には丈夫な紙が使われています。紙の表面はサラっと手触りよく、書き心地が良いです。
それに細字〜中細字のペンであれば、万年筆や水性ペンなど、大抵のものは裏抜けしません。
ただし細字でも、インクの出が良すぎるペンの場合、裏抜けすることがあります。
万年筆、水性ペン
具体的に見ていきましょう。まずは万年筆。使用したペン先は細・中字で、インクはエルバン、ラミー、ペリカン(4001)です。
下の方にあるつる草は、ファーバーカステルの筆ペン(ピットアーティストペン)です。
万年筆は裏抜けしていませんね。しかし筆ペンの色の濃いものは、気にするほどではないけれど、微妙に抜けがあります。
ロイヒトトゥルム1917クラシックは、紙が薄めのように思います。裏抜けしなくても、色濃く書いたものは、はっきり透けて見えるのが気になります。
蛍光ペン
3種類の蛍光ペンでテストをしてみました。ゼブラのマイルドライナー 、スタビロ ボス、ファーバーカステル テキストライナーです。
蛍光ペンの平たいペン先は、超極太字とも言えます。幅が広いだけにインクの出が多く、一般にどんなノートでも裏抜けしやすいです。
どのペンも薄い色以外は、ほとんど裏抜けしています。特に書き終えてペンを離す時に、インクが抜けてしまいます。
上の写真の左下の裏抜けが目立つのは、ファーバーカステルのラメ入り蛍光ペンです。このペンはノートにはあまり適しておらず、画材紙向きのようです。
蛍光ペンについてこちらに書いています。
蛍光ペンでも中字の線なら大丈夫?
ペンテストでは、スタビロとファーバーカステルの裏抜けが目立ちました。太い線がダメならばと、ペン先の角を使って中字の線で再確認してみました。
この角↓で書きます。
スタビロがほんの少し裏抜けしますが、ファーバーカステルはラメペン以外はほぼ大丈夫でした。
蛍光ペンを使うなら、角を使って中字の線で書くのが良さそうです。線が細くなれば、それだけ裏抜けしにくくなります。
おまけ : 私のノート
ロイヒトトゥルム1917といえば、やはり結びつくのはバレットジャーナル。私も過去に別のノートだったんですが書いていたことがあります。
最初は張り切って続けたものの、線やら絵やらを描くのが面倒になり、次第に簡素化させていきました。
自分に必要のないものを省いていった結果、今ではバレットジャーナルとは言い難い、別物になりました。ノート術は最終的には、自分の納得する方法で行うのが一番ですよね。
内容はマンスリーログとデイリーログ、本に関してのページ(読書記録と読みたい本)、それと企画を練るページ(旅行や大掃除など、何でもあり)があるだけです。
デイリーログでは厳格にタスク管理をするというよりも、計画立ててやっていきたい事や、忘れずにやっておきたい事があれば書く程度です。何も書かない日もあります。あとはメモしたり、日記を書いたり…といろいろです。
2日で1ページにしていますが、半ページじゃ足らなくなることもあり、1日1ページにしようかと検討中です。
A5サイズのハードカバー:
A5サイズのソフトカバー:
A6サイズのハードカバー:
A6サイズのソフトカバー:
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自分流にカスタマイズできる便利帳
ロイヒトトゥルム1917はさすがあちらこちらで話題になるだけあって、作りがしっかりしていて使い勝手が良いです。海外製とあって値段が高めではありますが、自由に構成しやすく、書き物好きには満足のいくノートだと思います。
ただカラーペンでイラストをたくさん書いて楽しみたい場合、紙が薄めであるため、書いた絵や文字が裏に透けて見える点が気になります。私の場合は色鉛筆を使ったり、薄めのパステル色を使うなどして楽しんでいます。