味のある真鍮製!「メビウス+ルパート」シャープナー2mm&3.2mm芯用
こんにちは、クリポンです。
真鍮が好きで、例えば木製の道具や小物で、アクセント的に真鍮が使われているのを見ると素敵だなと思います。このような組み合わせはアンティークのものなどにありますが、最近は別の金属素材が使われることが多いようでちょっと残念ではあります。
真鍮素材ということで気に入っている鉛筆削りがあります。それぞれが小さく形が可愛くて、古びた感じに味があり。鉛筆削りなんていくつも持っていても仕方がないと思うのですが、気に入りすぎて集めてしまいました。普段色々な筆記具を使うので鉛筆ばかりを使うわけではないものの、毎回削るのを楽しんでいます。
今回は鉛筆削りではなく芯研器!メビウス+ルパートの2mm/3.2mm用についてお届けします。
M+R めずらしいかも?芯ホルダー好きにはたまらない真鍮製削り
アンティーク感漂う小さなシャープナー
メビウス+ルパートのシャープナーです。MINOFIXという名前が付けられています。

見やすいように大きく写真をとっていますが、実際には横の長さは2.5cmしかなくてとても小さいです。
このヴァイオリン型のシャープナーはそれほど珍しいものではなく昔から存在します。特にシルバー色のもの(アルミニウムかマグネシウム製)を、ノーブランドを含めてよく見かけます。
私がこのシャープナーが気になったのは、芯ホルダー専用で2mmと3.2mmの芯が削れること、そして真鍮製であることでした。私は太い芯で書くのが好きで、芯ホルダーをよく使います。そのため芯研器は必需品なのです。

MINOFIXは手動にしては値段高めだけれど、1000円を切り決して高級なものではありません。写真で見ても分かるようにピカピカに磨かれた真鍮ではなく傷なども多く、良く言えば素朴な作りではあります。でも個人的にはこのアンティーク感が良くて、真鍮独特のくすんだ色も好きです。
このシャープナーは以前は日本でも販売されていましたが、現在は扱うショップがないようです。またいずれ販売されるのではと思っています。
2種の太芯が削れる!芯研器
今回ご紹介するのは芯ホルダーで使う太芯を削るためのもの、つまり芯研器です。2つ穴があり、2mmと3.2mmの芯を削れます。
MINOFIXは表と裏に刃が付いていて、削り器の両端に穴があります。カバーがないタイプなので、その点では人によっては少し面倒に感じるかもしれません。
一般には2穴芯研器の場合、このように横並びになっているものが多いです。

2mm芯を削ってみる
こちらは2mm用の刃です。右上に2.0と記されています。

2mm芯を削ってみます。

いい具合に削れました。

3.2mm芯を削ってみる
裏返すと別の刃がついていて、右上に3.2と書かれています。

3.2mm芯は太いので穴も大きいです。

3.2mm用とありますが、例えばカランダッシュの3mmフィックスペンシルとか、ファーバーカステルの3.15mmなども大丈夫です。
メーカーによって微妙に太さが違うのってなんなのだろう…と思うのですが、この程度の違いなら芯の共有もできるし一応問題はないのですけれどね。
こちらの3.15mmを削ってみます。


3.2mmよりも芯の直径が微妙に小さいからなのか、最初は空回りしてしまって削れず、あれ?となりました。でも芯を直に刃に当てるようにしたら問題なく削れました。
カランダッシュのように3mm芯となるとさらに刃との間に隙間ができやすいので、うまく芯を刃に当てながら削る必要がありそうです。
デザイン的にも映える!滑り止め模様
両側面にはギザギザ模様の滑り止めがあります。

とっても小さい芯研器の割には、真鍮なので意外な重さがあります。側面がツルッとなめらかな平面であったら滑りやすかったかもしれません。
でもくぼみをつけてさらにギザギザ模様を入れてあり、安定良く持ちやすくなっています。デザイン的にも素敵です。
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古びた見た目がたまらない
気に入ったものがあると種類で集めてしまうことがよくあるのですが真鍮シャープナーもその一つです。メビウス+ルパートのは一つ一つが個性的で持っているだけで嬉しくなってしまいます。削りカスを溜められるカバーがなく便利とは言い難いのですが慣れてしまえばなんてことはありません。それよりもアンティークな見た目と真鍮の質感がたまりません。鉛筆(色鉛筆)や芯ホルダーを使う方で少々の面倒臭さがあってもいとわない方にはメビウス+ルパート、おすすめです。