定番!「モレスキン クラシックノート」みんなが使いたくなる理由って?
こんにちは、クリポンです。
おしゃれな海外製ノートとして、必ず名前があがるモレスキン。ロマンのある逸話も残っており…と言うのも、モレスキンの前身は、ピカソやゴッホ、ヘミングウェイが好んで使っていたノートなんですよ。遠い昔に想いを馳せながら、自分もノートの上で思案し、あれやこれやと手を動かしたくなるものです。
モレスキンはかっこいいだけでなく、丈夫なノートの代名詞でもあります。耐久性があり持ち歩くのに便利であることから、仕事や旅行など、どこへでも携えていくという人は少なくありません。
今回は世界で愛されるノート、モレスキンに焦点を当ててみていきます。
「MOLESKINE Classic Notebook」 使って分かる!その良さとは
これが定番!モレスキンのノート
モレスキンのクラシックと呼ばれるノートブック、こちらです。
なぜクラシックかと言うと、芸術家たちが愛したノートを復刻させようとして、モレスキン社設立後に最初に試みられたものだからです。
これを出発点とし、 手帳やアートブックなどのバリエーションが広がっていきました。
写真は黒っぽく見えますが、色はサファイヤブルー。ハードカバーで、定番と言われる13x21cmのラージサイズです。
個人的にはモレスキンはコンパクトな印象を受けます。A5サイズ(14.8x21cm)よりも幅が狭い。また240ページありハードカバーの割には、他の類似ノートに比べると厚さが薄めのように思います。とはいえ、重さはそれなりにあります。
偉大な作家や芸術家にまつわる逸話に影響されてか…このノートは家の中だけでなく、ぜひ外で持ち歩いてバンバン書きこみたくなります。
モレスキンとは?名前の由来について書いています。
モレスキンの手帳はこちらから。
クラシックノートについて基本情報
モレスキンには、ハードカバーとソフトカバーがあります。それぞれノートサイズ及びその他詳細について、表にまとめてみました。
一番ページ数が多いのは、ハードカバーのラージサイズの240ページです。用途に合わせて罫線の種類が選べるのがいいですね。
ハードカバーです :
ソフトカバーです :
ページ数たっぷりな「エクスパンデッド」
上の表では、一番多くてもハードカバーの240ページ。それでは少なすぎる!という方もいらっしゃるかもしれません。
そんなときは「エクスパンデッド」がおすすめです。
ページ数が一気に増え、400ページあります。カーバーはハード・ソフトがありますが、ラージサイズ(13x21cm)のみ。カバー色も赤・青・黒の3色だけです。
エクスパンデッドのハードカバーです :
エクスパンデッドのソフトカバーです :
豪華カバー、ぱっと見では革のよう?
私のノートはハードカバーです。少々のことでは曲がったりしそうもない、丈夫な表紙です。
表面は滑らかで気持ちいいです。革を真似たような模様があり、高級感があります。
裏表紙の下の方にMOLESKINEと入っています。カバー上のロゴはここだけと、いたって控えめ。ロゴが見えなくてもモレスキンは形で分かりますよね。
実はこのノートは、ダンナさんが仕事関係でいただいてきた物なんです。そのため、ノートに巻きつけてある帯が市販のものと異なっています。
会社のロゴが空押しされています。終わりの2文字だけ撮ってみました。
モレスキンでは会社ロゴを入れるなど、法人向けの注文も受け付けています。興味のある方はぜひ!
あると便利なゴムバンド
ゴムバンド付きです。挟んだ紙が落ちてバラバラにならず重宝します。でも家にいるときは、ほとんど外したままです。
隙間なくしっかり固定できます。長く使っていると緩んでくるのがちょっと残念ではあります。
モレスキンの中身は?
住所と謝礼金額を記入!?
表紙をめくると、左下にはモレスキンのロゴが見えます。
右ページには、紛失した際の連絡先と、届けてくれる人への謝礼の金額を記入できるようになっています。
現モレスキンのモデルとなったのは、イギリスの作家ブルース・チャトウィンが愛用していたノートでした。実際に彼のノートには、いつも名前と住所が記入されていて、失くして見つけてもらった際には、お礼のお金を渡していたというエピソードがあります。記入欄はその名残なのでしょうね。
6mm幅の横罫線
紙の色はアイボリー、クリームがかった色です。
罫線の幅は6mm。日本で言うところのB罫線にあたります。ちなみにA罫線は7mm幅です。
どんな用途にも応えられるように、クラシックノートの中身はいたってシンプル。ページ番号などはありません。
バレットジャーナル用にと考えている方には、モレスキン特別仕様のバレット・ノートブックもありますよ。
使える!ポケット付き
終わりのページにポケットがついています。アコーデオン式になっていて、パカッと口が開きます。
ポケットの中に紙などを入れすぎると、閉じるのが難しくなります。でもちょっとした用紙をいっとき保管しておくのにいいです。
モレスキンで裏抜けテスト!
素敵なノートであればあるほど、いろいろな筆記具で遊んでみたくなりますよね。モレスキンはいかに!? 気になる裏抜けテストをしてみました。
蛍光ペン
蛍光ペンはマイルドライナーとスタビロを試してみました。
裏返してみるとこのような結果になりました。
蛍光ペンを紙から離すタイミングで、インクが多く出て裏抜けします。それに裏抜けしていなくても、鮮やかに色が透けて見えてしまっています。蛍光ペンを使った裏のページに何かを書き込むのは躊躇してしまいますね。
MILDLINERなどの商品名は万年筆で書いていますが、完全に紙に滲み出てしまっています。
アート用ペン、ファーバーカステルのピットアーチストペンは、ほとんど裏抜けしておらず意外でした。
他のペンは?
次はボールペンと水性ペン、万年筆を試してみました。
ページをめくってみると…
シグノとスタビロのポイント88はダメでした。インクの出が多いペンは裏抜けしやすいです。筆タッチサインペンは今回の黒色は大丈夫でしたが、個体差があり、裏抜けするものもあります。
万年筆は中字です。モレスキンのクラシックノートブックで万年筆を使うのは難しいですね。あるいは極細字のペン先ならば大丈夫かもしれません。
ハードカバー :
ソフトカバー :
エクスパンデッドのハードカバー :
エクスパンデッドのソフトカバー :
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万年筆以外で楽しみたいノート
総合するとモレスキンは良いノートだと思います。見た目のスマートさで選ぶならやはりモレスキンでしょうか。A5サイズよりも幅が細めで手に取りやすいサイズなのが気に入っています。紙質は悪くないですよ。坪量が少なめで万年筆は使いにくいという問題こそありますが、そこは割り切って別の筆記具を使えば良いかなと思っています。私の場合はシャープペンとボールペンのみで、アイデアノート+何でも帳として書き込んでいます。