LAMY万年筆【ステュディオ】コンバーターについても解説!
こんにちは、クリポンです。
人生初めての万年筆、皆さんはどんなペンで始めましたか。万年筆の心地よさを初めて教えてくれた、思い出の1本ではないでしょうか。
最初の万年筆がラミー・サファリだったという方は少なくないと思います。海外メーカーらしく、サファリは形や色がおしゃれで、しかも低価格なのに書きやすい。コレクション性が高く、つい何本も集めてしまう評判の万年筆です。
今回は、そろそろサファリ以外の万年筆を試してみたい!という方におすすめ、同じくラミーの万年筆「ステュディオ」をご紹介します。
サファリの次に使ってみたい!「LAMY STUDIO」
シンプルボディーの「ステュディオ」に惹かれる!
今日ご紹介するのは、ラミー「ステュディオ」万年筆です。
ラミーは1930年にドイツで設立された文房具メーカー。ヨーロッパはもちろん、日本でも大人気のメーカーです。
万年筆をはじめとする筆記具を中心に、ノートやペンケースなどのアクセサリー類も展開されています。
2005年に登場したラミー・ステュディオは、万年筆のほかに、ローラーボールとボールペンも販売されています。
デザインに無駄がないのは、ラミー全ての製品に言えることでしょう。ステュディオはシンプルな流線型で、ポイントはクリップにあります。ひねりのある形は、よくプロペラ形クリップと説明されています。
ペンのボディーが流線型であることからして、飛行機を彷彿とさせるペンですね。
一つ残念な点をあげれば、クリップの先端が常に軸に触れているので、摩擦で傷がついてしまうことです。
ステュディオのボールペンです。
詳しくはこちらの記事に書いています :
つい集めたくなる!限定色あり
ラミーではサファリをはじめとした限定色が大好評です。毎年のように話題になりますよね。ステュディオにも限定色があるんですよ。
私の持っているステュディオは、2019年の限定色オリーブです。マットな暗めの緑色で、抹茶色のようです。
現在売られている軸色は?
ドイツのラミー・ショップによれば、現在販売されている軸色は以下の通りです。
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「ルクス」と名のつく特別版
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ペン先のニブに14金が使われている
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上のリストに挙げた軸色は、日本では見つけにくいものもあるようです。
リストには書いていませんが、昔の限定色が残っているほか、時々新色が出ています。店によりあったりなかったりですが…いろいろと探してみてくださいね。
ステュディオの書き心地は?
ペン先(ニブ)の種類は?
ステュディオのペン先はEF(極細字)、F(細字)、M(中字)、B(太字)が用意されています。よく指摘されるように、海外メーカー万年筆は、国内メーカーに比べて太めです。私のステュディオはEFですが、やはり太めに感じます。
個体差もありますが、一般にラミーの万年筆は、ペン先が太めであることを踏まえた上で、選ぶと良いでしょう。
ステュディオの滑らかな書き心地
ステュディオの書き心地はとても良く、満足しています。ラミー万年筆の書き味は、どのモデルに関しても優秀ですよね。
ペン先の調子が悪く気に入らない場合は、ラミーなら自分で交換することができます。
詳しくはこちらで解説しています。
握る場所によっては滑りやすい
注意しておきたいのは、グリップが滑らかな金属であること。ペンの持ち方によっては指が滑りやすいです。書くときにペン先に近い部分を握る方は、グリップ上でツルッと滑ってしまうかもしれません。
私は軸の後ろの方を握るタイプなんです。ちょうどグリップと軸の境目を握る感じになるので、滑ることはないです。
ラミーのカートリッジ・コンバーターについて解説!
赤と黒のコンバーター、どちらを選べばいいの?
ラミーは他のメーカーとの互換性がなく、自社製のカートリッジ・コンバーターしか使えません。詳しくはこちらで解説しています。
カートリッジはラミー社のものならどれでも使えます。
一方、ラミー製コンバーターは2種類あるので、どちらを選ぶべきなのか迷いがちです。
この2つ、何が違うのかというと、突起があるかないかです。
赤い方は、側面に小さな突起が2つあります。黒い方は突起がなく表面がつるっとしています。
品番は、黒い方がLAMY Z27、赤い方がLAMY Z28になります。
黒いコンバータ(LAMY Z27)が適しているのは
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赤いコンバーター(LAMY Z28)が適しているのは
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なぜ赤の方には突起があるのか、ラミー・サファリなどの内部を見ればすぐに分かります。
2つの突起がパズルのように、万年筆にはまって固定されるように作られているからなのです。
赤・黒のコンバーター、実はどちらでも使える!?
赤・黒のコンバーターは上記のように分けられていますが、実は万年筆のモデルによっては、どちらでも使えます。例えばサファリやアルスター、ステュディオの場合、赤・黒どちらのコンバーターでも問題なく使えます。
ただしLAMY logoやLAMY cp 1は赤のコンバーターが使えない(はまらない)など、モデルによっては互換性に制約があるので、コンバーターを選ぶときは注意してくださいね。
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いつも悩んでしまう、万年筆の限定カラー
最近は限定色の万年筆を販売するメーカーが増えていますよね。どうも限定という言葉に弱くて見つけると欲しくなり、誘惑に負けそうになってしまいます。私がステュディオのオリーブ色を購入してしばらく後に、アクアマリン色が発売になりました。「いいなこの色。限定色だからもうすぐなくなるかなあ・・・。」といまだに胸の中がざわついています。サファリにしろステュディオにしろ、今後どんな色の万年筆が登場してくるのか楽しみです。