シュナイダー「ワンビジネス」「ワンハイブリッドC」書き心地が癖になるローラーボールペン
こんにちは、クリポンです。
ローラーボールとは水性インク使用のペンのことです。元々海外由来の言葉ということもあり、日本では特に海外製の水性ペンについて、ローラーボールと呼ぶことが多いように思います。
ボールペンの扱いやすさと万年筆の書きやすさ、この2つのいいとこ取りをしたようなローラーボールは、滑らかな書き味が特徴です。いろいろなメーカーのものが存在しますが、おおこれは良いかも!と思わせてくれるものの一つにシュナイダーがあります。
今回は密かにファンも多い!?シュナイダーのローラーボール「ワンビジネス」と「ワンハイブリッドC」をご紹介します。
Schneider One BusinessとOne Hybrid C 2つのローラーボールの違いは?
書き味抜群のシュナイダー
ドイツの文房具メーカー、シュナイダーの「ワンビジネス」と「ワンハイブリッドC」です。
シュナイダーには、ローラーボール(水性ボールペン)の豊富なラインナップがあります。
ワンビジネスとワンハイブリッドCは、中でもよく知られた製品で、人気の秘密はその書き味にあります。滑らかでふんわりとした書き心地はクセになります。ペン先が嫌な感じで当たったり、擦れたりすることがないのです。
しかもグリップはラバーで握りやすい。万年筆が使いたいけれど手入れ等が面倒という場合に、その代替えペンとしてもいいかもしれません。
使いやすさが揃ったOneシリーズ
シュナイダーには「One」シリーズと呼ばれる、一連のローラーボールの製品があります。「One 〇〇」と名付けられたペンは複数あり、それぞれ線幅やペン先の素材に特徴があります。
日本で販売されているのは以下の5つです。まずは使い切りタイプ4つです。
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ワンハイブリッドC :
ワンハイブリッドN :
ワンビジネス :
ワンサイン :
こちらはカートリッジ式です。
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ワン・シリーズは使い捨てペンが多いのですが、ワンチェンジに限り、専用カートリッジの交換が可能です。
ワンビジネス0.6mmを、カートリッジ交換できるタイプにしたのがワンチェンジになります。
どちらを選ぶ?ワンビジネスとワンハイブリッドC
ワン・シリーズの中でも比較的知られているのが、ワンビジネスとワンハイブリッドCでしょうか。この2つは「One」シリーズに属しているだけあって、形が全く同じ。大人も使いやすいシックなデザインです。
こちらはワンビジネス。
そしてワンハイブリッドCです。単なる色違いペンのようですね。
区別できるように、軸端に商品名が書かれています。
軸全体は2つともゴム素材で覆われています。ラバーグリップで疲れを感じにくく、指をしっかりと支えてくれます。
シュナイダーはメイド・イン・ドイツです。
ワンビジネスやワンハイブリッドCは作りに安っぽさがなく丈夫です。だからこそ使い捨てというのがちょっと勿体無い気がします。
線幅の違い
ここからはワンビジネスとワンハイブリッドCの違いについて見ていきます。
大きな違いは線幅で、ワンビジネスは0.6mm(太字)、ワンハイブリッドCは0.3mm(細字)です。
実際に書いてみました。まさに太字と細字です。
用紙はロディアメモ帳の5mm方眼です。ワンビジネスは太い分、インクの量が多いこともあり、紙によっては裏抜けしやすいです。ロディアは大丈夫でした。
さらに太いペンを望むならば、ワンサイン1.0mmがあります。ワンビジネスと同じ、プラスチックペン先です。
ペン先素材の違い
ワンビジネスとワンハイブリッドCは、ペン先に使われている素材が違います。
太字のワンビジネスはプラスチック、細字のワンハイブリッドCはステンレスです。
プラスチックペン先に比べて、金属ペン先のワンハイブリッドCは、筆記時に金属の硬さを感じます。でもカリカリと引っかかるような感触は全くなく、むしろ滑らかです。
インク色の種類
選べるインクの色にも違いがあります。ワンビジネスは5色、ワンハイブリッドCは4色揃っています。
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ちなみにワンハイブリッドNとワンサインは4色(黒・青・赤・緑)、カートリッジ式のワンチェンジは5色(黒・青・赤・緑・紫)あります。
ワンシリーズのラインナップ
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ワンハイブリッドC :
ワンビジネス :
ワンハイブリッドN :
ワンサイン :
ワンチェンジ :
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書きやすさで定評のあるシュナイダー、納得の使い心地です。派手さはないけれど気の利いたデザインで、グリップの握りやすさも秀逸です。ペン全体はゴム素材で(一部プラスチックですが)、弾力のある手触りがいいです。スルスルと気持ちよく書けるペン、機会があったら試してみてくださいね。